深みのある透明度と艶感を持ち合わせた「漆黒」の文字盤。Glossy Dial / Gilt Dial 。日本ではミラーダイヤル。1950年代後半から1960年代中期のロレックス文字盤には、「漆黒」の表情をしたものが稀にあります。雲やクラックもなく、またはクモの巣にもなっていない初心い状態の文字盤は、まるで伝統工芸の漆塗りを施したかのような雅びやかな存在感があります。単に「光沢のある黒」ではないこの風合いは、おそらく長い時間と原材料とのハーモニーで生まれたものなのでしょう。

Rolex Oyster Perpetual Ref.1002 ca.1965

品名
オイスターパーペチュアル
品番
1002
素材(ケース)
Stainless Steel